お悩み・ご相談内容：
慢性腰痛(特に冬)・首こり・家族から指摘される姿勢の悪さとがに股
肩と膝も痛くなる時がある

来院時は腰痛と首こりに悩まされており、ご家族からも姿勢の悪さやガニ股を指摘されておられました。
特に腰痛は毎年必ず冬に強く出ておられるという事で、冬を控えた秋口に初めてご来院下さいました。
お話しを伺うと、毎日車の運転やPC作業の時間が長く、表在化しているお悩みとの関連性に納得したのを覚えています。

とても若々しく60歳とは感じないE様ですが、AI姿勢分析では「スウェイバック」と呼ばれる姿勢である事が判明し、運動機能テストでは下肢筋力と下肢柔軟性が5段階評価の「1」と、平均値よりかなり低い事が示唆されました。
そこで

①下肢筋の柔軟性
②骨盤周りのインナーマッスルの強化と正しい位置の習得
③背骨と肩甲骨の柔軟性や可動性
④下肢筋力の強化

を主な狙いとし、トレーニングメニューを込み立てました。
ご自宅でのセルフケアもまずは柔軟性と可動性を上げる運動を。徐々にレベルを上げたり筋力強化を狙った運動に切り替えていきました。

気さくな性格のE様ですが、やる時はやる男！
当院が処方した運動(ご自宅でのセルフケア)も着実に実施して下さり、
トレーニング開始時の前屈はー12ｃｍ(指先から床まで12ｃｍ空いている)だったのが、
わずか2か月で指先が床につくようになられました！！
これには「60年目にして人生で初めて床に指が届いた！」と驚きと喜びをお互いに感じたのを鮮明に覚えています。

身体の使い方や気に掛けるポイントを習得され、普段からご自身の体に対する意識も大きく変わったE様。
AI姿勢分析でもかなり改善がみられるようになりました。